asahappyday’s diary

ふつうの会社員です。まいにち、大事にていねいに。が希望。最近はガーデニングにはまってます。

アリッサムのパワー

コロナがこれやばい?となり始めた頃。2020年3月。私と母は前の年に父をなくし、少しづつ立ち直ろうとし始めてた頃でした。

何とか少しでも元気に、と少し前に買っていた「小花の種ミックス」を適当にまいてみよっか、と蒔いてみたところ…4月にはこんな感じになりました。


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なにが咲くのかとわくわくしながら見守るのが楽しくて、大正解。その頃、緊急事態宣言が出て、4月上旬まで出社してた私は実家にはしばらく入らず、週末に庭に遊びに行き、外で母とおしゃべりしてたっけな。

この花の中にアリッサム(スーパーなのか、スイートなのか、、私にはわからない…)があって、アリッサムだけ枯れずに冬越しし、翌年(今年)の春もたくさん花が咲き。

そして。さらに咲いた花から種がたくさん飛び、5月には庭中いろんなところにアリッサムが咲いてる!というアリッサムの庭になりました~


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アリッサム強い!!!今もまだ咲いてるところありますが、ムレに弱いらしいので、咲ききったものから切り戻しし、残しておきたいところ以外は抜いてしまってます。

来年はどうなるかな~。アリッサムの花畑、来年も見れるといいな。

変化してきたこと

この一年半、いや私にとっては父の闘病からなので三年ほど。この間に自分の価値観とかスタイルがすごく変化しました。

まず靴。ヒール5cmくらいまでは履いてたのだけど、いまはほぼぺたんこ、はいても3cmが限界。履きやすい柔らかい革のものを愛用するようになり、ほぼ同じメーカーのものになってきた。サンダルは履かなくなり、ほぼ捨てました。

いい靴に出会えたのもあるけど、いろんなほかのことを気にしてると歩きやすくないとやってられない、って感覚。

次は服。在宅用のものが増えたのもある。ニットやシャツよりカットソーかTシャツ。あと、ちょうど年齢のせいで似合う服が変わってきたタイミングでのコロナだったので、似合わない、なんか着れない服を少しづつ処分していきました。あと、なにより体系も変わった(>_<)ほんっとにコロナのせいなのか年齢なのか、ダブルなのか(これな気がする)ウエストが太り…入らない、きついスカートやパンツが増えた。。。なので、ほぼスカート、パンツは買い換えしてしまった。

 

何よりこれらのモノはいいものを、少なく持つ。ことを気にするようになりました。年齢を重ねたからなのか、流行りはまったく気にならないし、変化も求めてない。カバンもイイモノひとつで充分。その代わり高くてもいいものを妥協せずに買うようにしてます。

 

今日はここまで。またそのうち。

自転車のこと

実家との往復は自転車です。この二年ほどは週末のたびに往復してるので、よく乗るようになったのだけど。

私の自転車は両親のお古をいつももらってまして、自分で買ったのはもう20年くらい前になるかなーその自転車は盗難に遭いました。。。

そんなわけでこだわりがなかったのですが。

急遽自分の自転車を買うことに。

いま乗っていたのは父の遺した自転車だったのですが。ここのところよくパンクしてて、半年前にチューブ入れ替えもしたんだけど。先日、空気を入れた後、数分後にタイヤが爆発…。もう家に入ってたんだけど、すごい音でなにごと?!と見に行ったら、、パンクしてました。

実家でのことだったから、母とどうする?またなおす?でもさ、この前変えたばかりだよね、もうかなり古いし…となり、、自転車っていくらくらい?と調べはじめ。何が違うの?と混乱しつつ調べ。

ええーい。買ってしまえ!となりました(笑)もう勢い。コロナでお金使ってないし、いいか!ってことで。

そして。ほんとは電動はまだ早いと思い普通のにするつもりが、いろんなことを考えてるうちに、なぜか電動にしてしまった。母は電動を愛用してるので、電動激推しされたのあります(^_^;)

まだ手元にくるのは先だけど、楽しみなような怖いような。

乗ってるときにパンクしなくて良かったね、お父さんが買い換えろ!と言ってる感じだね、、と母と。うちの父はそう言いそうです。

新しい年のはじまりに


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2021年のはじまりです。

昨年はどんなこと書いたんだっけ?と思い見返しましたが、書いてないんだ。年末も年始も。

一昨年の秋(になるってことが、なんだか…)父が亡くなり、昨年の今頃は、悲しみの渦の中を漂っていました。日が経つにつれ、その前の年の思い出をなぞっては、今ここにいないことを受け止めきれずに、いろんなことがきっかけとなり、ガツンと落ちてしまう……そんな日々でした。

特に年末年始のような行事ごとはやっぱり辛かったな。

昨年。2月に大変だった相続の手続きの目処がたち、少し肩の荷がおりたような気がして、3月には母とお墓参りをして報告を、なんて思っていたのですが。

コロナの影響で行けなくなり、そこからは、今までと違う日常。自分の仕事なら無理だと思いこんでた在宅勤務も、今では慣れてしまい、逆に毎日出社は無理だなと思ったりする。価値観や自分の大切なものみたいなことが、ガラガラと変えられていく。震災の時も同じような経験をしたので、なんていうか、、ささいなことでは動じないようにはなった気がする。それはそれで貴重な経験てことかもしれない。。

コロナは2021年もまだつきあっていかないといけないようです。私のいる東京もえらいことになってる。この病については一人一人の考えの違いがあって、この先みんなでひとつに!というのはもう無理だろう。仕事やまわりの状況により、考えが違って当然なんだ。だから、私はこの考えの違いで争うことは意味がないと思ってる。ただ私はどうするか、どう考えるかは常に持つのを忘れない。軽く誰かに流されたりしてしまわないように。きちんと情報はいれつつ。

2020年も悲しいことがたくさんあった。私たち家族にしたら、2年間ずっと、暗いムードの中でした。2021年は一歩踏み出して、毎日を楽しんで穏やかに、ひとつひとつ重ねていきたいと思っています。ゆっくりと。

あと。とにかく太りましたし体力は落ちてるので、その対策も考えねば。腹筋などのプチ筋トレは毎日かかさずやってるので、だいぶ鍛えられたのにおなか周りだけがいまいち減らない…40代の身体はなかなか難しい!

カメラが壊れた

 


愛用していたミラーレス一眼、オリンパスのPEN E-PL6が突然壊れました・・・

先日の虹を撮ろうとしたら、シャッターが下りたあと、画面が真っ黒になり、、電源が落ちる。何か設定変えたんだっけ?と焦りつつ色々やったけど、ダメ。

ネットで検索してみたら、、、故障だった。シャッターの故障らしいです。他の理由もないか、色々やってみましたが、間違いなくこれでした。修理が必要、修理となると2万くらい。

 

う---ん。どうしたものか。突然やってきた問題に頭が真っ白になり、そのあとは修理をするのか、買いかえるのか・・・悩みました。

買い替えの場合だとレンズを使いまわしたいので、オリンパス限定で調べてみたらPENで現在販売しているのは最新のPL10。PL9もネットで色々探せばありますが・・・本体のみはちょっと少ない。PL10は後継がわかっていないせいか、まだまだ高い。

そこで気づいた。PENより上位のOM-Dの初心者向けが安くなっている・・・これがE-M10Ⅲ。

それで最終的には修理するのか、OM-D E-M10Ⅲにするのかの2択に。

E-M10Ⅲの課題は、PL6と比べたら重たいこと。325gが410gって結構違う・・・。私はスマホでも軽さ重視なので、この違いは大きい。

良いところは、手ぶれの機能が格段にUPしていることと、アプリでリモコン操作ができること。リモコンはうらやましかった機能のひとつ。PL6はアプリ接続の過渡期に発売したもののようで、wifiのついているSDカードがあれば、画像転送はできるけど、本体で通信ができないのでリモコンは使えなかったんです。それならばリモコン買おうかと思ったら、この機種、リモコンもない!

さんざん迷いましたが、、、結局買い換えました。E-M10Ⅲに。

リモコン、手ぶれも大きな要因ですが、、オリンパスのカメラ事業が身売りされることが決まっていることも、要因のひとつ。この先、どうなるのか・・・見通せないので、このタイミングで買っておくべきかな、と。壊れたのも一つの運命か、、、と。

全然初心者レベルで遊びで使っているカメラですが、私にとっては大事な趣味のひとつ。特にこのコロナの世界では、カメラで季節の変化を撮るのは大事な時間で、、このくらい投資してもいいじゃなかーと思うことにしました。

 

で届いてみての感想。重さは結構気になります・・・やっぱり。比べるとずっしり感がある。大きさはちょっと大きいけど許容範囲内です。設定などのボタン位置は新しい方が使いやすい印象。手ぶれは全然違いました。。。夜景撮ると実感する。

重さは気になるけどそのうち慣れると思うので、がんばって使っていこうと思います。

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まいにち、生きてる

ただひたすら家にいる毎日です。

私は3月は時差出勤、4月から在宅勤務をしていますが、、慣れなかったことも慣れてくる。ただ、私の業務は会社にいないとやること減るので、かなり、、暇です。

最初はつらかった暇な在宅も慣れてきて、適度に気を抜きながら、同僚とチャットで世間話をして気を紛らわせながら。なんとかやってます。

正直なところ、普通になる日がいつになるのかも不安だし、そのとき、私がそれに順応できるのかも不安。

 

もともとインドア派なので、今の生活が辛すぎるということはないけど、やっぱり人と話さないと、だめになっていく感覚が恐い。

 

そんなインドア生活の中での救いはとにかく空と花。それからミシンでちまちま作って遊んでます。マスクは花粉症用に買い込んでいたものがまだ残っているのですが、政府からのマスクが届いたので(?)散歩用にと、リメイクして布マスクも作り始めました。

作り始めるとはまってしまい、家にある布(ガーゼタオル等を解体したりして作り出した)で、色々作ってます。ウイルスは通してしまうから、あまり効果は期待できないそうだけど、花粉や埃はある程度は防げるみたいだから、この事態が落ち着いたあとも掃除の時に使えるなあと。

 

何にしても。これ以上悲しいことが起きずに、平和な日常が取り戻せますように。そのために、私と誰かの大切なひとのために、いまは家にいるしかできない。

いまも仕事で外にいて、不安を抱えながら私たちの生活を守るために働いてくれているみなさんに感謝します。こんなことになってはじめて、欠かせないお仕事なんだ、と感謝することが多くあります。たくさんのひとに、ありがとう、を。



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あれから、父のこと。

書くと決めたのに2か月も開けてしまった。

あの後、いろんなことがありました。9月末に急変し、父がこの世を去りました。あっという間のことで、受け止めるのにも、心が回復するのにも時間がかかってしまいました。今でも大丈夫とは言えない、ふとした瞬間に悲しみや無力さにさいなまれてしまいます。きっと身近な方を失った方たちには、誰しも同じ経験があるのだろうな、みんなすごいな、がんばってきたんだな、、と当たり前のことに、今さら気が付きました。

 

ここのことは気になっていて、書こうと思っては、逆に同じ病気の方、そのご家族の方に悲しみを移してしまうのが嫌だった。私は、決して私の父の話を読んで、同じ病気の人が悲観して欲しくはなくて書きつづけるのか、迷いました。


だけど、私たちにわかっているのは、この病気は、とにかくどうなるのかなんて、全然わからないってことだけ。

何をしたから、どんな症状だから、ということは分かれ道にはなっていない。たまたま、父に当たったボールがALSという病気で、たまたま早い進行だった、というだけなんだと、思っているんです。

だけど。ボールが当たったときに、不安で絶望してしまうときに、何をしたらいいのか、このあと何を決めるのか、ということだけは残しておきたい。いつか同じ病気になったご本人やご家族が迷い込んだときに、少しでも真っ暗でどこを見たらいいかわからない状態から、進めるようになればいいな、と思う。私たちは、その真っ暗からどこへ向かったらいいのかわからない時間が本当につらかったから。

だから、少しづつ、経験したことを書き留めていきたいと思います。

 

私たち家族にとって、一番、悔しかったのは、告知のとき。先生に質問をしました。
リハビリはできますか?と。
そのとき、先生はリハビリは意味がない、とおっしゃいました。この言葉は、言ってほしくない言葉でした。これはあくまで、父の担当だった先生の見解です。でもその時の私たちには先生は、正直すべてのような存在でした。この言葉は、父も目の前で聞いています。これを聞かせてしまったことが悔しい。

後で調べるとリハビリを進めるお医者さんもいるし、実際、後日の入院中に栄養士さんが来てリハビリを提案してくださいました。だからリハビリは意味がないわけではないし、何をリハビリするかによっては体力維持ができると私は思う。

だから、先生は言葉を選んでほしいのです。病気をなおす意味はなくても、体力維持のために、がんばろう、と。その言葉があれば少し、前を向く生活が送れたのに、と思う。

あくまで先生次第のところはあるし、この病気、先生を変えるのは大変なこと。どうしようもなかったけど、先生の言葉がすべてではないです。うちは、その後、訪問診療の先生や看護の方たちの言葉に少し救われていきました。