おかモネがすごい
朝ドラ「おかえりモネ」どはまりしてます。たぶん、「ちりとてちん」以来のどはまり。在宅勤務により毎日リアルタイムで見れているので録画はしてないけど、朝はBS、総合と二回見るくらいに。
このドラマ、何がすごいって、見過ごされがちな感情の揺れを丁寧に描いていること。震災からはじまる話だけど、セリフでもあったけど、、何もなかった人なんていない。というように、いろんな人たちの気持ちに寄り添う、ゆるやかにそれを気づかせてくれるセリフや演技。そしてその合間にふっと笑わせてくれる演出。問題や悩みも簡単に解決できない、でも毎日は続くし生きている。そんな描き方がとてもリアルだ。
モネが「みんなの役に立ちたい」から「私がみんなといたい」に変わっていく、気がついていく過程はとてもゆるやかだけど、大切な時間で。
みんな傷を抱えながら、でも強く生きていく。
どこの方角でもいいから前を向いて歩いていこうと、思わせてくれるドラマで。私は私でいいんだよ、と言ってくれているようで元気をもらえてます。